三食ごはん。

ただのご飯好き。

右アキレス腱縫合手術。(アキレス腱断裂後4日目)

手術前日の説明では「手術は午後、最後の手術になります。」

とのことでしたが、前日の夕方に急遽予定が変わり朝一の手術に。

 

手術当日は絶飲食。

朝一で家族に来てもらい、用意された手術着に着替え、

看護師さんの呼び出しを待ちます。

 

手術予定時刻の10分前くらいにようやく看護師さんのお迎えがあり

車椅子で手術室へ。

 

術前の説明では、下半身麻酔なので手術中は意識があるとのこと。

「手術中は緊張すると思うので好きな音楽かけていいですよー」

と言われましたが、残念ながら手術室にbluetoothのスピーカーが無く

手術室に用意してあったWANIMAのアルバムを流してもらうことに。

 

「背中を猫のように丸めてくださいね」

麻酔担当の先生の指示で側にいた看護師さんに体を支えてもらい

精一杯膝を抱え腰を丸める。

家族から「脊椎麻酔は結構痛いよ!」と事前に脅されていたせいか

麻酔の瞬間ものすごく緊張して血圧爆上がり。

実際は注射の針が刺さった瞬間もその後も想像していたような痛みは

全くなく「もしかして麻酔の注射って今からですか?」と聞いたくらい。

側にいた看護師さんに「もう終わりましたよー」と言われて拍子抜け。

 

一番緊張した麻酔の注射が終わりほっとしたのか、手術が始まると

いきなり眠気が。

不思議なことに手術中は器具の音が全くせず。

聞こえてくるのは先生と看護師さんの会話(超小声)と、

それをかき消す音量のWANIMAの音楽。

 

うとうとしていると、足元から「終わりましたよー」と先生の声が。

その後、ストレッチャーに乗せられ病室へ移動。

移動中、付き添っていた家族に「手術時間どのくらいだった?」と聞くと

「手術室に入ってから40分くらいだったかな」とのこと。

術前の説明では手術は約30分ということだったので、だいたい予定通り

終わったとわかり、ちょっとホッとする。

 

病室に戻ると、点滴が繋がったままほぼ半日起きられず。

 

看護師さんから

「大体6時間ほどで麻酔が切れてきますので、夕方くらいから痛みが

あるかもしれません。痛みが強い時は追加の痛み止めを出しますので

ナースコールを押してくださいね。」

との説明が。

 

説明通り夕方近くに脚の感覚が少しずつ戻り、次第に痛みが強くなる。

 

あー、まだ我慢出来るかな。

いや、痛いかも。

これからもっと痛くなる?

いや、もうちょっと痛みが強くなったらナースコール押そう。

 

時間が経つにつれ痛みもMAXに。

 

病室に様子を見に来た看護師さんに追加の痛み止めをもらっても

ほとんど痛みは変わらず...。

 

夕方からずっと続く痛みに消灯時間が過ぎても全く眠れず。

 

夜間担当の看護師さんに夕方もらった痛み止めが効かないことを伝え、

違う痛み止めを処方してもらう。

 

変えてもらった痛み止めが効いたのか、夜中の3時頃にようやく

眠りにつくことが出来ました。

明け方、目を覚ますと前日より若干マシになってはいるものの

まだまだ痛い。

 

前日丸一日絶食だったせいか、なんだか無性にお腹がすく。

点滴をしているので実際は空腹ではないはずなんだけど。

脚は痛いけど、ご飯は食べたい。

 

病院食は正直味気なく、量も足りないけど、

その日の朝食だけはご馳走に見えてしまいました。